育児本

【読書メモ】「親力」で決まる!子供を伸ばすために親にできること

この本の存在を知ってからずっと読んでみたいと思っていたのですが、ようやく読めました!

とても良い本でした。

実際に学校でたくさんの生徒をみてこられた著書の方だからこそ、学校教育だけではなく、家庭での教育、つまり親の力も大切だ、という本書の内容に説得力がありました。

文章はとても読みやすく、書いてある内容もとても具体的なので、子育てに悩んだら何度でも読み返したい本です。

まだ0歳の息子に実践するには早すぎる内容が多かったのですが、0歳のうちに知ることができてよかったなと思っています。

然るべき時が来たらすぐ実践してあげられるように、子供と意思疎通ができる年齢になったら、また手に取りたいです。

子供に実践してあげたい簡単かつ具体的な方法が盛りだくさん!

この本で1番良かったなと思う点は、簡単かつ具体的な方法でこどもの学力向上を図る取り組みが示されている点です。

第1章では“子供の「楽勉」をプロデュースする”としてたくさんの具体的な方法が明記されています。

「トイレに地図を貼ると地理が得意になる」だったり、「テレビの横に地図帳を置くと地理が好きになる」だったりと、とにかく子供が楽しく楽に勉強できる方法が具体的に載っています。

勉強を苦しいものや辛いものと思わずに、自ら好奇心を持って取り組めるようになるなんて1番理想的なかたちです。

そのためにできることが分かりやすく説明されています。

読書は最強のツール!

先日読んだ本の中でも読書の重要性が書かれていましたが、この本のなかでもバッチリと記載されていました。

やっぱり読書って学力向上には有効なんですね。

0歳の今でもできるのは、やっぱり絵本読み聞かせ!と再認識できました。

読み聞かせこそ、子供を本好きにするための王道です。
小学校で、大人数空いてにやってもこれくらの成果があるのです。小さな頃からお父さんやお母さんの膝の上で本の世界に浸ることができる子は本当に幸せです。

大人になっても読書の大切さは叫ばれていて、読もう読もうとは思っていてもなかなか読書ができない私は、完全に読書が苦手な大人です。

子供にはできるだけ読書好きに育ってもらいたい!ということで、本書に掲載されていた本をメモしておきます。

小学1年生に人気のあった本

中学生に読み聞かせするなら

小学校高学年や中高生でも読める絵本

上記のほかに宮沢賢治の本を絵本にしたものもおすすめされています。

できるだけ小さなうちから絵本に慣れ親しんで、大人になっても読書を楽しめる人になってほしいなと思います。

ちなみに、読書の重要性は以前読んだ本にも書かれていました。

多くの人が大切にする「読書」。

わたしも時間のあるうちにたくさんの本を読んでおこう、と心に決めました。

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マネをしたい親子日記

もうひとつ実践したいなと思ったのは親子日記です。

本書にでてくる女の子Aさんは年長さんのときから仕事で忙しくなかなか会えないお父さんと親子日記をはじめたそうです。

そして、小学校に入学してきたときには文章を書く能力がクラスの中でも抜群だったそうです。

そして、いちばん大切なことは、これらのことを楽しみながらやってきているということです。これに関して、苦労したとか負担になったなどということは一切ありません。
なんの苦労もなく楽しみながら、Aさんは書く力を身につけてきたのです。しかも、お父さんとの絆を強めながら、です。

こんなことができる親子は理想的すぎます!

どんな勉強であっても、楽しみながら、というのが一貫してこの本では述べられています。

そのほかにも、教科書には1度目を通しておこう!や、算数の勉強には牛乳パックやペットボトルを使おう!など、書ききれないほど真似したいポイントが盛りだくさんです。

書かれている内容のひとつひとつはとても実践しやすいものばかりです。

難しいことはひとつも無い分、忙しい日々のなかでどれだけの時間を使って実践できるかが問われている気がしました。

親自身も考え、学んでいくこと

息子はまだ0歳なので、子育てしていてイライラすることはほとんどありません。

まだ口答えもできないから当然ですよね。

でもこれからますます自我が強くなって、子育てイライラも増えていくでしょう。

そんなときに役立ちそうな内容も数多くありました。

そうだよね、と納得したのは、「目当てと約束は違う」ということ。

少し長いのですが、とても良いと思えたので引用します。

ところで、私は家庭訪問のときに「お宅の教育方針を教えていただけますか?」とか「よくお子さんに言っていることはどんなことですか?」などと聞いたことがあります。そのとき、けっこう多かったのが次のような答えです。
・ほかの人に迷惑をかけないよう、いつも言っています。
・友達とけんかしないように言っています。
〜中略〜
もうお気づきかと思いますが、これらは先ほどの社会見学の約束に似ています。つまり、目当てではなく約束です。
〜中略〜
子供には、もっともっと人生や生活への夢を持たせてやってほしいと思います。そのためには、子供に、人生や生活の目当て、目的、目指すべき姿、ビジョンのようなものを示してやったり、考えさせたりすることが必要です。
・自分も家族も周りの人も幸せになるような生き方をするんだよ。
・〇〇は優しいから世の中の役に立つ人になれるよ。
〜中略〜
このような話を、もっとしてやってほしいと思います。
人生や生活に明るい希望や目当てを持つことで、子供の日々の生き方が変わってきます。そうすれば、約束的なものもみずから守るようになります。
それは、社会見学で目的意識を持っている子がきちんと約束を守るのと同じです。
まず、大人が目当てと約束の違いを理解することが必要です。

この、目当てと約束の違いを大切にして子育てしていきたいなと思いました。

してはいけないよ、だめだよ、というのはとても言いやすいですよね。

意識して気をつけていないと、約束ばかりを子供に伝えている未来が目に浮かぶようでした。

聞いていると簡単だけど、やってみようと思うと難しいです。

子供だけではなく、わたしが生きていく上でも「目当て」を意識していきたいです。

また、プラス思考は大切だよ、という根拠としてピグマリオン効果があげられています。

わたしはピグマリオン効果というものを知らなかったのですが、これについても分かりやすく書かれています。

まず、ローゼンタールは子供たちに知能テストを実施しました。そして教師に、これから学力が伸びる可能性のある子の名前を教えました。
しかし、それらの子供はその知能テストの結果とは無関係に適当に選んだものでした。そのことは、教師には告げられませんでした。
そして、その1年後、名前を挙げられた子供たちはほかの子供達に比べて明らかに学力の向上が見られたということです。つまり、「この子は伸びる」と教師に思われた子は確実に伸びたというのがこの実験の結論なのです。

すごいですよね。こんな実験があるなんて知りませんでした。

これを親子関係にも活かすメリットが書かれています。

そのためには我が子に対してネガティブな感情を持たないこと、つまり、プラス思考になろう、ということを言っています。

ずっと一緒にいると、出来ることに目を向けられずに、欠点ばかりが目についてしまいますが、良い部分を褒めて伸ばせる親になろうと思わせてくれました。

とっても良い本!子育て中の親すべてに読んでほしい

まだまだ良いことがたくさん書かれているのですが、書ききれないので、紹介するのはこのあたりにします。

本全体を通して、著書である親野さんの子供への愛情がひしひしと感じられ、読んでいてとても心地の良い本でした。

書かれている内容も、「これなら実践できそう!」と思わせてくれるものばかりで、今はまだ赤ちゃんでなにも実践できないのがもどかしいくらいです。

この本のなかにもありましたが、子供を褒めて褒めて褒めまくり、愛情たっぷりの子育てをしようと心から思いました。